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Sweet Brown [ひとこま]

 兵庫にあるお気に入りの雑貨のお店に行った。そのお店はボブカットでメガネをかけた、物腰が柔らかい20代真ん中ぐらいの女性が切り盛りしていた。店内は5、6人入ってしまうと少し窮屈になる大きさで、雰囲気は買い付けてきた西洋雑貨が多いため、茶色と白色の配色が強く、落ち着いた印象与えるお店であった。


 閉店するらしかった、4月の上旬で。アクセサリーの制作に専念するためと店主さん(切り盛りしている女性)が話してくれた。ここは商品ひとつひとつに、どんな人が作って、どんな商品なのか、丁寧に説明してくれて、購入したものはかならず丁寧にラッピングしてくれた。そのおかげでラッピングに興味を持つようになり、ラッピングをするきっかけをくれたお店だったから、心底、残念だった。


 いとおしくて、店主さんとお喋りしながら1時間ぐらいお店の商品をひとつひとつじっくり眺めた。店内には閉店にあわせて、アーティストさんがそれぞれ作ったアクセサリーや雑貨などの限定商品が並んでいた。「採算が(提供してくれるアーティストさんの方の)あってないんじゃないかと思うんです。。。」と、店主さんがもらしてしまうほど、安価な値段で販売されているものも多く、愛されているお店なんだと思った。


 精算するときに福岡で買ったお菓子の『通りもん』をプレゼントした。新しい旅立ちとラッピングの楽しさを教えてくれたから、その感謝を込めて。


 また、いつか開いてほしいなぁ。一番好きなお店だから。開いたその時は、作ったアクセサリーをラッピングして手渡そう。プロの人だから渡すときドキドキするだろうけど、不出来でもきっと喜んでくれると思うから、気持ちを添えて手渡そう。きっと。 




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コメント 1

mk

それは残念でしたね・・

もしも、いつかまた開いた時は
教えてくださいね。いきますから(笑)
by mk (2011-03-25 01:10) 

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